『外反母趾でお悩みですか?』
- 歩いていると親指の付け根に痛みを感じる
- 足の形が変形してしまっている
- 先のとがった靴をはきたい
- 外反母趾の痛みを少しでも軽減したい
「外反母趾」というと、ハイヒールを履く機会の多い女性に多くみられる症状というイメージがあるかと思います。
たしかに、外反母趾は圧倒的に女性に多い症状ではあります。
しかし、靴を履く習慣のない民族にも外反母趾がみられることから、必ずしも靴などの外因的要素だけに原因があるというわけではないことがわかっています。
【外反母趾の原因】
先天性
・遺伝
外反母趾の原因の一つとして、「遺伝」が挙げられます。
人間の骨格は、親から受け継がれるものも多く「親指が人差し指より長い」エジプト型の足は靴を履く際に親指が圧迫されやすく外反母趾のリスクが高くなります。
・足底アーチの崩れ
足の裏は実は平ではなく、「横のアーチ」「内側縦のアーチ」「外側縦のアーチ」の3本のアーチが存在しています。
これらのアーチは地面からの衝撃を吸収し膝や腰などの負担を軽減するクッションの役割を担っています。
そのアーチが崩れることで、腱が足の指を引っ張る方向に変化が生じ外反母趾に繋がることがあります。
その他にも、女性ホルモンの乱れが外反母趾に影響を及ぼしているという説もあります。
・後天性
後天性の原因として「生活習慣」が大きく影響していると言われています。
・足裏の筋肉を使っていない
普段から、歩くなどの運動の機会が少ないと足の指を使う感覚が鈍くなり、足裏の筋力が衰え外反母趾に繋がります。
・足に合わない靴を履いている
ハイヒールなどのつま先のとがった靴を履くことで、足の指が圧迫され外反母趾のリスクが高くなります。
また、自分の足の大きさに合っていない靴も外反母趾の原因となることがあります。
・歩き方
着地の際に、かかとからではなく足先から地面にふれる歩き方をしていると親指の付け根に過度な負担が生じ外反母趾に繋がることがあります。
外反母趾にともなう症状と日常的にできる予防策
外反母趾は、足の変形による見た目の変化だけではなく身体にさまざまな不調をもたらします。
【外反母趾にともなう症状】
・親指の付け根の痛み
外反母趾の代表的な症状は親指の付け根の痛みです
親指の付け根が突き出た状態になると靴との接触面が増え擦れて痛みが発生しやすくなります。
症状が進行すると、痛みにより歩くことができなくなることもあります。
・足裏や足の指がつりやすくなる
足の指が変形してしまうことで、足指の筋肉が本来の動きをすることができず冷えが生じやすくなります。
冷えにより血行不良が起こると足裏や、足の指がつりやすくなります。
・膝の痛み
外反母趾による痛みを回避するための不自然な動作や、姿勢により膝や腰に過度な負担がかかり足から離れた「膝」や「腰」などに痛みが生じることがあります。
《当院では》
下半身の筋肉の調整
足関節・膝関節・股関節の調整
運動療法やテーピング療法などを施し、施術します。