変形性膝関節症
- 立ち上がる時に膝に痛みがある
- 歩き出す際に膝が痛い
- 階段の上り下りで膝に痛みや違和感がある
- 正座ができない、正座をすると膝が痛い
- 膝をまっすぐに伸ばせない
変型性膝関節症が原因の膝の痛みでお困りの方は多いのではないでしょうか?
膝の関節には常に体重の4~6倍の負荷がかかっているので、日常生活の何気ない動きや、少し体重が増えただけでも、大きな負担になってしまいます
膝の関節は負担をかけずに生活することが難しいため、いったん痛みが引いて「治ったかな?」と思っても、また何かのきっかけで痛みがぶり返したり、治りにくい関節の一つです
放っておくと膝の関節の変形が進行して、痛みが強く、治りにくくなってしまうので、この機会にさくらメディカル整骨院グループで一緒に治していきましょう!
変形性膝関節症とは?
変形性膝関節症は、膝の関節にあるクッションの役割をする【関節軟骨】が、年齢とともに弾力性を失っていき、摩擦などですり減ることで炎症を起こし、膝に強い痛みが出ます
男女比は1:4で女性に多く、40歳代くらいから徐々に増えて、60歳代の女性の約4割、70歳代の女性の約7割が変形性膝関節症であるといわれています
肥満や軟骨がもろく傷みやすいといった遺伝的因子も原因の一つです
他に、加齢、O脚、閉経後のホルモンバランスの変化などが挙げられます
また骨折、靱帯や半月板の損傷などの外傷の後遺症として発症することもあります
布団の上げ下ろしや正座・あぐらによってひざに負担をかけやすい日本の生活習慣も関係しているといわれています
変形性膝関節症の症状は?
変形性膝関節症の症状は一般的に、初期は階段の上り下り(特に下り)、歩きはじめなどの動作の開始時、いつもより長く歩いたとき、イスから立ち上がるときなどに痛みを感じますが、休んでいれば痛みはやわらぐことがほとんどです
中期になると、歩くと常に痛みを感じるほか、膝の関節がこわばって膝を曲げたり伸ばしたりといった動作がつらくなります
また、膝に水(関節液)がたまる・腫れる・熱を持つといった症状もあらわれはじめ、O脚が進行することもあります
さらに病気がひどくなると、安静時にも膝が痛んだり、関節の軟骨がなくなって骨が直接こすれるため、立ったり歩いたりする動作でも常に痛み、膝の変形も進行していきます
変形性膝関節症の治療
変形性膝関節症の症状の進行具合によっても治療の内容は変わってきますが、まずは痛みを軽減していく治療を施していきます
手技療法(マッサージ)で、膝まわりの硬くなった筋肉の緊張をゆるめて、循環を改善して、炎症を減らしていきます
また鍼灸治療も炎症を引かせる効果が高いのでおすすめです
テーピングやサポーターで膝にかかる負担を減らすのもいいですね
痛みが落ち着いてきてからは、膝の動きを出すためにストレッチを加えたり膝の関節の動きを良くします
また、変形性膝関節症の痛みを繰り返さないためにも、筋力をつける必要があります